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太陽光発電と蓄電池を家庭で設置する意味は何でしょう。
「危険な原子力発電を利用しないように済むため」と多くの人々は答えるかもしれません。
確かにそれも間違いではありません。
原子力事故の恐ろしさは福島第一原発事故で国民が目の当たりにしました。
でも、そう答える人に私は「3.11の東日本大震災で何を見ていたのか」と改めて問いたいです。
被災してから数日の間、あらゆるものが不足しました。
食料品・水・衣料・医薬品などの物資はもちろんエネルギーも不足しました。
被災地からエネルギー(ガソリン・電気)を得ることができないから物資を被災地に運搬することは不可能だというケースが多発したのです。
被災地にトラックが乗り捨てられることになり、余計にトラブルが起こるからです。
また、被災地は被災地で自動車が動かないから移動することが困難、電気がないから電化製品を動かせない、冷蔵庫のものが腐って食糧を確保しにくいなどの問題が続出です。
どれもエネルギーがなくなって起こった問題です。
もしも、太陽光発電と蓄電池が普及していれば、被災していてもいくつかは利用できたはずです。
トラックは無理でも自動車を動かすエネルギーは確保できたはずです。
けが人・病人を救急搬送したり、瓦礫を撤去したり、物資を送ってもらったり、ある程度のことはできたでしょう。
冷蔵庫を使って食料を一日でも長く保管して飢えを免れたこともできたはずです。
太陽光発電だけでは蓄電できないため不十分ですし、蓄電池だけではもちろん意味がありません。
この2つがセットになっていることで大きな効果を生むのです。
決して原子力発電をなくすためだけでなく、もしもの大災害に備えて普及率を高めておくことは喫緊の課題といっても大袈裟ではありません。
もしも、まだ太陽光発電と蓄電池を設置していない家庭・マンションがあるのなら、ぜひ大切な家族の命を大震災から守るためにも前向きに設置の方向で考えてみるべきではないでしょうか。